F-Script で遊んでみよう!
Let’s play with F-Script !
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Let’s play with F-Script !
[入門]F-Script コンソール を使ってみる
F-Script.app を起動すると、自動的に「コンソール」が開いて、入力を促すプロンプト > が表示される。
何らかの F-Script コードを実行するには、ここに直接、コードを入力して「return」キーを押せば良い。
入力すべきコードが複数行に渡る場合には、「改行」のタイミングで「Ctrl」キーを押しながら「return」を押す。
こうすることで、即実行されることなく、そこで「改行」され、継続して次の行を入力することができる。
コンソールには、「↑」キーで過去の入力を呼び出せるヒストリー機能等、いくつか便利な機能があるが、詳細は、F-Script Guide の 3 F-Script の使い方 を見て欲しい。
では、以下の様に入力して実行してみよう。次の行にその結果が表示され、次の入力を促すプロンプトが出る。
> 2 + 3「return」
5
>
同様にして、以下の様に入力して、結果を確かめてみよう。
> a := 2 + 3「return」
> a「return」
5
> b := 'abc' ++ 'def'「return」
> b「return」
'abcdef'
> b at: 0「return」
'a'
> b at: 1「return」
'b'
> b at: 6「return」
error: index of a a string must be a number less than the length of the string
> c := { }「return」
> c addObject: 'a'「return」
> c「return」
{'a'}
> c addObject: 'b' 「return」
> c 「return」
{'a', 'b'}
> c addObject: 100 「return」
> c 「return」
{'a', 'b', 100}
>
さあ、これで F-Script コンソールにも慣れたことと思う。後は、F-Script Guide と、チュートリアルを参考にしながら、どんどん実験してみよう。 特に F-Script Guide には、F-Script に関する基本的な知識が、系統立てて解説されている。例題も豊富なので、読むだけでなく、読みながら実際に実行してみることを強くお勧めしたい。
最後に、コンソール上で日本語文字列を使う場合は、以下の点に注意して欲しい。
コンソール上で、直接、日本語文字列を入力しようとすると、変換確定の return で「実行」されてしまい、意図した入力ができない。これは、F-Script コンソールがそうした変換入力を想定した実装になっていない為だ。
しかし、他のエディタやWeb ページ等からの「コピペによる転記」であれば、問題なく入力することができる。
2013年2月5日火曜日
・「:=」は、変数「a」への代入(束縛)を意味する。
・変数「a」には、演算結果の「5」が束縛されている。
・文字列リテラルは ‘文字列’ で表す。日本語もOK!
・「++」は、文字列の連結を意味する。
・「at: 0」は、文字列先頭の文字を、文字列として返す。
・インデクスが「0」スタートなので、2番目が「at: 1」
・「at: 6」即ち7番目の文字が存在しないため、エラー!
・配列をリテラルで生成できる。「空」でも良い。
・配列に要素を追加する NSMutableArray のメソッド。
F-Script では、Cocoa のメソッドがそのまま使える。
※複数引数を取るキーワードメッセージ等例外はあり。
・配列に更に要素を追加する。
・配列の要素は、同じ種類のオブジェクトでなくて良い。
※これは F-Script ではなく、Cocoa の仕様だ。